小池です
慢性腰痛や四十肩・五十肩。膝の痛みでもなんでもそうですが
ある程度の時期からは、自分で体操・運動するのも必要です。
(もちろんやり方や、その人に必要なことは詳しく説明しますよ)
最終的には、自力で解剖学的に、正しく動かせることが
本当の意味での改善・克服と言えるからです。
しかしよく言われるのは
「やるんだけど、あまり動かない、動かせない(涙)」
と意気消沈してしまうケース。
そこで、そんな場合はどう考えればいいのか。
また、少し深掘りして、運動や体操嫌いを
克服する方法について書いていきます。
目次
動かせないなりにやれば良い
結論から言うと、動かないなりに、その人なりにやればいいのです。
筋肉や関節は、動かさないとどんどん固く動かなくなり、弱くなります。
寝たきりになると、起き上がって日常のことすらしんどくなるのは、相当筋力が落ちてるからです。
また、今まで動かしてなかったところを動かすのですから
最初はきつくて当たり前なのです。
ここで本当に大事なことが2つあります。
①絶対に、他人と比べないこと
②絶対に、昔の自分(動けてた頃)と比べないこと
意欲も下がるし、そもそも無意味です。
人それぞれ、現状は違います。昔に戻ることもできません。
しかし、今の自分と比べ
一ミリでも多く動けばいいのです。
やってなかった動きにチャレンジすればいいのです。
だってそれは大進歩ですから。
ちなみに私は、自分で何もやろうとしない人には厳しく叱責するか、相手にしませんが笑
自分なりに少しでも向上しようとしていれば、温かく励まします。
なぜ体操や運動が嫌いになるのか
そもそも運動が嫌い、苦手という人は多いです。
心身の健康でもダイエットでも、必要なのはわかってるけど、できない。
できない理由としてこの3つがあると思います。
- 完璧を求めすぎる
- きつい、辛いイメージや経験がある
- 得意でないので恥ずかしい
それぞれ対処を考えていきます。
まず①完璧を求めすぎること。
例えば腕立ては〇〇回やらないといけないとか
1万歩を歩かないといけないとか
みんな完璧を求めすぎです。
そりゃ理想を言えばキリがないですが
使える時間もエネルギーも、体力もみんな違うのだから
あくまで一つの目安に過ぎません。
しかし、比べるのは「今の自分」です。
今までずっと寝たきりだったのなら、まずは3分歩くでもいいです。
0から1へ、1から2へでいいのです。
②きつい、辛い
別にきついことをしなくても構いません。
自分のペースで、好きな運動をやるだけでいいのです。
何もやらないより、はるかに効果があります。
また、人によって、体質的に、合う運動と合わない運動はあります。
例えば私で言えば、ランニング、ジョギングの類はほとんどやりません。
しかしそれが合っている人もいます。
合っているものなら、気持ちよくできるか、あるいは一時的に辛くても、その後の爽快感や体調の良さなどを感じられれば、自然と続けたくなります。
③得意でないので恥ずかしい
誰か見てたりすると、やりづらいですよね、確かに。
ならば少しだけ時間をとって、一人でやればいいです。
そもそも誰かと一緒にやる必要性はゼロです。
参考・私がうつ病を克服した第一歩は
私自身、うつ病になってしばらく何もできなかったことがあります。
実家で療養し、ちょっとマシになった時にまずやったのが歩くことでした。
とは言え、しばらく運動なんてしてないし、寝てばかりでしたので、まず3分だか5分くらいでしょうか。
とにかく家の近くの田んぼ道を歩いたのでした。
ちなみにこの時「なんだ、もう帰ってきたのか笑」と言われましたが、気にしちゃいません。
(その人なりにやろうとしてる時は、そのような声かけはダメですよ。)
0から1へ、大進歩ですから。
その後は色々な経緯はありましたが、すっかりうつ病は克服し、ダイエットも成功。
少なくとも、見られても恥ずかしくないレベルの肉体ではあります笑
全ての出発は「3分歩く」だったのです。
まとめ
◯運動・体操は、動けないなら動けないやりにやれば良い
◯他人や昔の自分とは絶対に比べない
◯今を出発点として、0から1にする